債務整理の解決事例
最近の解決事例の中から、依頼者のご承諾を得て紹介しております。
60代女性 Nさん借入合計額250万円(クレジット会社等)
任意整理で借金を返済中、コロナ緊急事態宣言により収入激減→自己破産
事案
Nさんは夫が亡くなった時に葬儀費用やお墓を建てる費用を用立てるために借入れをしました。その後、世帯収入が減少したことから生活費の工面のためカードでの借り入れ頻度が増えていきました。そうした状況を改善するべく、弁護士に依頼し、任意整理を行い順調に返済をしていましたが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により休業を余儀なくされ、収入が激減し、返済が困難になってしまいました。
交渉経緯
新型コロナウィルスという不可抗力により収入が減り、さらには職場もなくなってしまい、働きたくても働くことができない状況となってしまったNさん。年齢を考えてもすぐに再就職することは困難と考え、自己破産により一度すべての借金を整理することにしました。
解決
借金は自己破産申立によりすべて整理することができました。現在は単発のバイトや年金での収入の範囲内で計画的に生活をしています。また、ハローワークでの講座を受けるなど再就職に向けて努力されているそうです。