離婚の解決事例
最近の解決事例の中から、依頼者のご承諾を得て紹介しております。
女性 Ｔさん
モラルハラスメント
【事例】
結婚後、夫からの継続的なモラハラや暴力に長年苦しんできた、主婦のTさん。子供達までもが夫の顔色を窺うようになるなど、モラハラの影響がみられるようになったことから別居し、後に離婚も決意されました。
多くの私物を自宅に置いたまま別居されたため、荷物を引き取りたいというご希望がありました。また、夫には新居を知られたくないというご希望がありました。
【解決】
まずは婚姻費用分担調停を申立て、生活費を確保しました。追って離婚調停を申立てました。夫は当初離婚に反対する姿勢でしたが、調停にて話合いを重ね、最終的には親権者をTさんとし、養育費の金額を決めた上で、無事に離婚をすることが出来ました。
私物については、弁護士が間に入って交渉・調整の上、一旦弁護士事務所を介す、引越業者を利用するなどの方法により、相手方に新居を知られることなく、引渡を受けることができました。
またTさんは、面会交流の実施について不安を感じておられました。そのため、弁護士が初回面会交流に付添い、Tさんに代わって、相手方と交流する子供達の見守りを行いました。その結果、面会交流は問題なく行われ、その後も定期的に実施されています。