離婚の解決事例
最近の解決事例の中から、依頼者のご承諾を得て紹介しております。
女性離婚無効確認調停と不貞相手への慰謝料請求
不貞相手への慰謝料請求
【事案】
夫が殆ど帰宅しなくなり、探偵調査にて不貞相手宅で生活をしていることが判明。
依頼者は不貞相手宛に慰謝料を請求する手紙を送付したものの、返答は無かった。
また依頼者の知らない間に、身に覚えのない離婚届の提出がなされ、旧姓に戻されていた。
現時点での離婚は考えておらず、不貞相手には慰謝料を請求したいとのことで相談。
【対応】
夫との関係では離婚無効確認調停を申立てた。依頼者の意思に基づかない離婚届けであることを主張したところ、相手方も争わず、審判にて離婚の無効が確認され、婚姻時の姓に戻ることが出来た。
不貞相手との関係では、まずは内容証明郵便にて慰謝料の支払いを求めたがやはり返答を得られず、慰謝料のほか、探偵費用等の支払いを求めて損害賠償請求訴訟を提起。やはり相手からの反応は無く、付調停の後、調停に代わる決定を得た。
預貯金に対して強制執行を行ったものの、少額の回収しか出来なかったことから、財産開示手続きを申立てた。期日直前にようやく相手から連絡があり、任意での支払いを求めたものの拒否。期日にて財産状況等について質問を行ったところ、財産の存在が判明。
相手方と交渉し、最終的には任意での全額支払いを得ることが出来た。